デジタルガレージ、アプリプラットフォーム「ツイナビアプリ」提供開始


 株式会社デジタルガレージは26日、Twitterのナビゲーションサイト「ツイナビ」で、従来型携帯電話向けのソーシャルアプリを提供することを目的としたプラットフォーム「ツイナビアプリ」を開発し、提供を開始した。

 デジタルガレージでは、米Twitterとの提携により日本でのTwitterのビジネス展開を推進しており、Twitterの使い方ガイドやトレンド紹介などを行うサイト「ツイナビ」も運営している。

 「ツイナビアプリ」は、Twitterのユーザー間のつながりを表わすソーシャルグラフに対応した、ツイナビのユーザー情報を利用して携帯電話向けのソーシャルアプリが構築できるデベロッパー向けのプラットフォーム。デベロッパーは提供されるAPIを利用することで、ソーシャルグラフやTwitterのリアルタイムコミュニケーションを使ったアプリが開発できる。

 デジタルガレージでは、ソーシャルアプリの開発を収益面からも後押しするため、ツイナビアプリのプラットフォーム上にアプリ内広告とアプリ内課金によるビジネスサポートプログラムを用意し、アプリ内広告のインプレッションに応じた売上や、すべてのアプリの共通した仮想通貨を使った決済による売上をレベニューシェアの形でデベロッパーに還元する。

 ツイナビアプリの開始に合わせて、株式会社テレビ朝日の「お願い!ツイート秘密基地」、株式会社Q&Aなうの「Q&Aなう Lite」など、6社から計8種類の対応アプリが公開された。デジタルガレージでは今後、各社のスマートフォンを含むマルチデバイスへの対応を順次すすめるとともに、Twitter上での告知やキャンペーンなどのプロモーションを通じて、既存のTwitterユーザーを中心にツイナビアプリの認知拡大と利用促進を図るとしている。


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(三柳 英樹)

2011/10/26 15:36