バッファロー、デジカメ写真をため込んでテレビで見る「おもいでばこ」


 株式会社バッファローは、デジタルカメラなどで撮影した写真や動画をワンタッチで内蔵ハードディスクに取り込んで保存・整理しておき、テレビで閲覧できる機器「おもいでばこ(PD-100)」を11月中旬に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は2万円台後半。

おもいでばこ(PD-100)

 PD-100は、大きさが230×155×35mm(幅×奥行×高さ)、重さが約600gで、320GB(システム領域を含む)のハードディスクを内蔵している。本体前面にSDカードスロットとUSB 2.0ポート、「とりこみ」ボタンがあり、SDカードやUSB接続したデジカメからワンタッチで写真や動画を取り込むことができる。

 対応フォーマットは、写真がJPEG、動画がMotion JPEG、MP4、H.264/AVC。動画の取り込み・再生に対応するデジカメの機種リストが同製品のサイトで公開されている。1000万画素(1枚あたり約4MB)の写真の場合で約6万枚分、H.264(約17Mbps)の動画で約32時間分を保存可能だとしている。取り込んだ写真・動画は、付属のリモコン操作により、HDMIまたはコンポジット接続したテレビの画面で閲覧・再生可能だ。

 PD-100では、取り込んだ写真・動画を撮影日の情報に基づき自動的にカレンダーに振り分ける仕組み。カレンダー画面で年、月、日、時間から選んで閲覧したり、タイムラインに沿って旅行などの思い出を振り返ることもできるとしている。イベントごとにアルバムを作成したり、記念日を設定しておくと自動でアルバムにまとめてくれる機能もある。

 有線LANポートも装備しており、インターネットに接続して使えば、位置情報付きの写真を閲覧する際に撮影場所が地図上に表示される。


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(永沢 茂)

2011/11/9 14:55