バッファロー、最長伝送距離10km、ギガビット対応の光メディアコンバーター


BMC-GT-S10K/WA

 株式会社バッファローは、最長10km離れた2つのネットワークをギガビット接続できる光メディアコンバーター「BMC-GT」シリーズを12月中旬に発売する。

 「BMC-GT」シリーズは、メタルケーブルでは規格上最大100mに制限されるネットワークの配線長を、光ファイバーを用いることで最長10kmの長距離LANが構築できる光メディアコンバーター。ギガビット(1Gbps)通信に対応し、離れた場所のネットワーク同士の接続や、工場や研究所などのノイズが多い場所でのLAN通信に利用できる。

 光ファイバーに障害が発生した場合などに、メタルケーブル側のリンクも自動的に切断することで、冗長ネットワーク構築時にすばやいネットワーク回復をサポートするLFP(Link Fault Pass Through)機能に対応。信頼性の求められるコンデンサー部分に高信頼の日本メーカー製を採用し、3年間保証を実現している。

 製品の希望小売価格は、最長伝送距離が10kmでシングルモード1芯・WDM対応の「BMC-GT-S10K/WA」「BMC-GT-S10K/WB」が4万9800円。最長伝送距離が10kmでシングルモード2芯対応の「BMC-GT-S10K」が3万4800円。最長伝送距離が550mでシングルモード2芯対応の「BMC-GT-M550M」が2万4800円。


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(三柳 英樹)

2011/11/10 06:00