「アメーバピグ」訪問者数が350万人を突破、ネットレイティングス調査


 ネットレイティングス株式会社は30日、2011年10月における「アメーバピグ」の訪問者数が364万5000人に達したとの調査結果を発表した。

 ネットレイティングスのインターネット視聴率調査サービス「NetView」のデータに基づくもの。調査対象は、国内の家庭および職場のPCからのアクセスとなっている。

「アメーバピグ」「Ameblo」「Amebaなう」の訪問者数の推移

 アメーバピグは、株式会社サイバーエージェントが運営する仮想空間サービスで、自分のアバター(ピグ)を作成してチャットやゲームを楽しめる。ネットレイティングスによると、アメーバピグの訪問者は女性が57%を占めており、インターネット全体と比較すると14ポイント高い。また、アメーバピグ訪問者における10代以下の割合が女性で26%、男性でも22%と、それぞれインターネット全体よりも10ポイント程度高いのが特徴。

 サイバーエージェントが運営するブログサービス「Ameblo」、ミニブログサービス「Amebaなう」との重複訪問率も出している。

 アメーバピグの訪問者のうち93.6%、Amebaなうの訪問者の98.6%が、Amebloも訪問していた。また、アメーバピグの訪問者の46.0%がAmebaなうを、Amebaなうの訪問者の60.5%がアメーバピグをそれぞれ訪問していた。

 Amebloは芸能人ブログとして人気が定着しており、そのブログを執筆している芸能人がピグを作成してチャットに参加するなど、サービスをまたいだ集客要素が効果的に働いていると、ネットレイティングスでは指摘している。

 なお、同じく10月におけるAmebloの訪問者数は2686万人、Amebaなうは276万9000人で、いずれも増加しているという。


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(永沢 茂)

2011/11/30 16:51