「auひかり ホーム」エリア拡大、新ホームゲートウェイも提供


 KDDIは2月14日以降、FTTHサービス「auひかり ホーム」の提供エリアを拡大する。東北地方や中国地方など、新たに11県で提供を開始。現在提供中の25都道県も利用可能エリアを広げ、世帯カバー率を約70%に拡大する。また、2月14日以降の新規申込者には、高速無線LAN機能を内蔵したホームゲートウェイ「Aterm BL900HW」を提供する。

 新たに提供するエリアは青森、岩手、秋田、山形、長野、富山、福井、石川、山口、島根、鳥取、岡山、広島、徳島の11県。提供中のエリアは北海道、宮城、福島、東京、神奈川、千葉など25都道府県で利用可能なエリアを広げる。

 新ホームゲートウェイのAterm BL900HWは、IEEE 802.11 a/b/g/nの無線LANに対応しており、最大450Mbpsの無線通信が利用できる。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の有線ポートをWAN側1ポート、LAN側4ポート搭載。USBポートを1ポート備える。サイズは約42×193×149mm(横×高さ×奥行き)、重さは約0.5kg。

 2012年5月には、auスマートフォン向けアプリ「au Wi-Fi接続ツール」による「かんたん接続」に対応し、ワンプッシュでWi-Fi設定が可能となる予定。

 Aterm BL900HWの利用料金は月額525円だが、5月31日までに申し込み、かつauスマートフォン向けのパケット定額サービス「ISフラット」の割引対象であれば525円の割り引きが適用され、実質無料で利用できる。


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(増田 覚)

2012/1/16 16:25