Twitter“国別検閲”に反発、改めてユーザーに理解求める


 各国の法律に従って検閲を行う方針を示していた米Twitterは27日、ユーザーからの問い合わせが数多く寄せられたとして、改めて公式ブログで見解を発表した。

 今回の件はTwitterが26日、各国の法律に違反するツイートを削除する方針を公式ブログで発表したことが発端。従来は、ある国から削除要求があった場合、該当ツイートを削除するしかなかった。新たな方針は、削除要請があった国でのみ該当するツイートを非表示する一方で、それ以外の国では通常通り閲覧できるようにするものだ。

 こうした動きに対してネット上では反発が起こり、一部のユーザーが「#twitterblackout」というハッシュタグを用いて、24時間ツイートを投稿しない運動が展開された。これを受けてTwitterは27日、前日に公開した公式ブログに追記するかたちで、今回の方針について以下のように説明した。

 「表現の自由や透明性、説明責任、そしてユーザーにとって良いこと。より多くの地域でツイートが表示されることになり、我々が表現の自由の理念に沿って活動していることをユーザーも確認できる。」

 また、「公開前のツイートをTwitterがフィルタリングしているのか?」という質問に対しても明確に否定。今回の方針はあくまで、法的な要求に基づいた依頼があった場合にのみ、当該コンテンツを非表示にすることがあるとして、改めてユーザーに理解を求めている。

 コンテンツの削除依頼については、これまでと同様にTwitter側が何らかの行動を取る前に、それが正当なものであるかを評価すると指摘。コンテンツを非表示にする場合は、ユーザーにその旨を明確に通知するという。


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(増田 覚)

2012/1/30 18:02