「ビエラ」「ディーガ」新製品、Wi-Fi Directによる直接接続に対応
パナソニックは7日、液晶/プラズマテレビ「スマートビエラ」5シリーズ16機種と、ブルーレイディスクレコーダー「DIGA(ディーガ)」6機種を発表した。スマートビエラは3月9日に9機種、4月20日に7機種を発売。ディーガは2月20日に全機種を発売する。
ビエラ TH-P60VT5 | ディーガ DMR-BZT920 |
スマートビエラのラインナップは、プラズマディスプレイが「VT5」シリーズ(60V/55V/50V型)と「GT5」シリーズ(60V/55V/50V/42V型)の計7機種。液晶ディスプレイが「DT5」シリーズ(55V/47V/42V型)、「ET5」シリーズ(55V/47V/42V/37V/32V型)、「E5」(42V型)の計9機種。
新シリーズでは、いずれのモデルもイーサネットと無線LAN接続に対応。無線LANを使って機器同士を直接接続する「Wi-Fi Direct」規格に対応し、家庭内に無線LAN環境が無い場合でも、ビエラとディーガと無線LANで直接接続できる「シンプルWi-Fi」機能を搭載した。VT5/GT5/DT5シリーズは無線LANユニットを内蔵、ET5/E5シリーズは別売りの無線LANアダプターが必要となる。内蔵ユニット・無線LANアダプターとも、IEEE 802.11a/b/g/nに対応する。
全モデルとも、DLNA/DTCP-IPサーバー機能の「お部屋ジャンプリンクサーバー」機能に対応。スマートフォンとの連携にも対応し、Android/iOS向けアプリとして無料提供される「ビエラリモート 2.0」を利用することで、スマートフォン内の写真や動画、音楽をビエラで再生することや、スマートフォンをビエラのリモコンとして利用することができる。
また、全モデルがビエラにアプリで機能を追加できる「ビエラ・コネクト」に対応し、民放キー局5社が参加するVODサービス「もっとTV」にも対応する。
無線LANでダイレクトに接続する「シンプルWi-Fi」機能を搭載 | スマートフォンとの連携にも対応 |
ディーガのラインナップは、「スマートディーガ」シリーズ3機種(DMR-BZT920/BZT820/BZT720)と、通常の「ブルーレイディーガ」シリーズ3機種(DMR-BWT620/BWT520/BRT220)。
スマートディーガシリーズの3機種は無線LANユニットを内蔵し、ビエラと無線LANで直接接続できる「シンプルWi-Fi」機能に対応。BWT620/BWT520/BRT220の3機種も、別売りの無線LANアダプターにより無線LAN接続が可能となる。全機種イーサネット端子も備え、「お部屋ジャンプリンク」機能に対応する。BRT220以外の5機種は「ビエラ・コネクト」に対応。VODサービスの「もっとTV」にも対応する。
また、パナソニックでは、ビエラとディーガに接続してSkype通話が行える「ビエラ コミュニケーション カメラ TY-CC20W」を、3月9日に発売する。最大1280×720画素のハイビジョン映像の撮影が可能で、Skypeによるビデオ電話が行える。対応機種は、今回発表されたビエラのVT5/GT5/DT5/ET5/E5シリーズと、ディーガのBZT920/820/720。ビエラの2011年モデルについても、ファームアップによる対応を計画中。
ビエラ コミュニケーション カメラ TY-CC20W | Skypeによるビデオ電話に対応する |
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(三柳 英樹)
2012/2/7 18:48
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