Apple、日本でも「iTunes in the Cloud」を開始


新たにiTunesで購入した音楽コンテンツを複数デバイスで同期できるようになった

 Appleは22日、iTunesで購入した音楽コンテンツを「iCloud」に保存し、複数のデバイスに自動的にダウンロードするサービス「iTunes in the Cloud」を日本国内でも開始した。

 iTunes in the Cloudは、ユーザーが保有するコンテンツを複数のiPhone/iPad/iPod touchやMac、Windows PC間で自動的に同期し、シームレスに利用できるようにするサービス。これまではアプリとブックのみが同期対象となっており、音楽は対象外だった。

 今後はiTunesで音楽を購入すると、Wi-Fiまたは3Gネットワーク経由で複数のデバイスに自動的にダウンロードされる。以前に購入した音楽についても、購入の際にどのデバイスを使ったかにかかわらず、複数のデバイスにダウンロードできる。

 なお、Appleでは、自分でリッピングしたCDなどiTunes以外で入手した音楽コンテンツをiCloudに保存し、複数のデバイスからアクセスできるようにするサービス「iTunes Match」を米国で提供しているが、このサービスについては現在も日本からは利用できない。


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(増田 覚)

2012/2/22 12:29