BookLive!と三省堂書店が連携、電子・紙を一元管理できるソーシャル本棚


 株式会社BookLiveは23日、ソーシャル本棚サービス「読むコレ」を4月上旬より提供すると発表した。電子書籍配信サイト「BookLive!」での購入履歴をウェブ上の“本棚”に集約し、未読・読了などの状態を管理したり、レビューを投稿することができる。また、三省堂書店の会員組織「クラブ三省堂」の利用者IDとも連携しており、電子書籍と紙版書籍の購入履歴を一元管理することも可能。利用料金は無料。

ソーシャル本棚サービス「読むコレ」の利用イメージ

 読むコレへのログインは、BookLive!、クラブ三省堂どちらのIDも利用できる。また、IDの紐付けにも対応。「同期」ボタンを押すだけで、両サービスの利用履歴を取り込み、本棚に表示できる。この際、手動での書誌情報登録は不要で、表紙画像は自動表示される。将来的には、読むコレ未対応サービスで購入した書籍についても、本棚登録ができるようにする予定。

 読むコレで作成した本棚は、他のユーザーに公開できる。レビューを投稿し、ユーザー間で共有するといったことも可能。外部SNSとの連携機能や、ランキング作成機能も後日追加する予定という。

 読むコレは、PC、スマートフォン、タブレットなどからアクセス可能。Windows、Mac、iOS、Androidの各端末から利用できるとしている。

 なお、クラブ三省堂は、三省堂書店店頭で書籍を購入した場合にポイントが貯まるサービス。店頭で入会手続きを行った場合は専用カードが発行される。ウェブで手続きした場合は、携帯電話やスマートフォンに表示して使える会員バーコードが発行される。


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(森田 秀一)

2012/3/23 14:51