Mac向けJavaがアップデート、既に悪用が確認されている脆弱性を修正
米Appleは3日、Mac向けJavaのアップデート「Java for OS X Lion 2012-001」「Java for Mac OS X 10.6 Update 7」を公開した。
アップデートを行うことで、Java SE 6が最新版の「Java SE 6 Update 31」となり、以前のバージョンに存在した複数の脆弱性が修正される。Mac版以外のJavaについては、Oracleが2月14日にアップデートを公開している。
Mac向けのJavaについては、マルウェア「Flashback」の亜種が今回修正された脆弱性を悪用していることが、F-Secureなどのベンダーによって報告されている。Mac版のJavaは、Oracleのアップデート公開後、やや遅れてAppleがアップデートを公開するのが通例となっており、その時間差を狙われた形となった。
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(三柳 英樹)
2012/4/4 13:23
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