GREE、ソーシャルゲーム適正利用に向けて第三者が施策評価へ


 グリー株式会社は6日、同社が運営するSNS「GREE」におけるソーシャルゲームの利用環境を向上させることを目的に、外部の有識者で構成されるアドバイザリーボードを設置した。

 グリーは3月にソーシャルゲームのサービス向上や適正利用を促すため、社長直轄の「利用環境向上委員会」を設置。その後、利用規約で禁止しているリアルマネートレード(RMT)の専門業者に対して、売買の停止と削除を求める施策などを行ってきた。

 今回設置したアドバイザリーボードでは、「利用環境向上委員会」から独立した形で、グリーがこれまで実施してきたサービス向上や適正利用促進のための施策について、外部有識者の視点で評価を行っていく。

 アドバイザリーボードには、香山リカ氏(精神科医)やジョン・キム氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)、林信行氏(ITジャーナリスト)、藤川大祐氏(千葉大学教育学部教授)ら10人が参加する。4月中に第1回会合を開催する予定。


関連情報


(増田 覚)

2012/4/6 16:49