AOLが800件以上の特許をMicrosoftに売却、総額10億5600万ドルで


 米AOLは9日、同社が保有する800件以上の特許とそれに関連する特許出願を米Microsoftに売却することで合意したと発表した。AOLはさらに、同社が保有する特許の非排他的なライセンスも提供する。AOLはMicrosoftから総額10億5600万ドルを現金で受け取ることになる。

 特許売却後もAOLは、同社にとって重要な300以上の特許は保持し続ける。これらの特許には広告や検索、コンテンツ生成/管理、ソーシャルネットワーキング、マッピング、マルチメディア、ストリーミング、セキュリティなどが含まれる。また、AOLはMicrosoftに売却される特許を使用するためのライセンスも取得した。

 売却手続きは、規制当局の承認を経て2012年末までに完了する予定。

【お詫びと訂正 2012/4/11 12:00】
 記事初出時、特許の売却金額を「1056億ドル」と記載していましたが、正しくは「10億5600万ドル」です。お詫びして訂正いたします。


関連情報

(増田 覚)

2012/4/10 15:18