Mozilla、Mac版Firefoxについても旧バージョンのJavaプラグインを無効化
Mozillaは16日、Mac OS X 10.5以前の環境で利用されているFirefoxに対して、Javaプラグインを無効化する措置を行ったことを公表した。
Mozillaでは、古いバージョンのJavaプラグインについては、脆弱性を悪用されていることが確認されていることから、Windows版については旧バージョンのJavaプラグインを無効化する措置を4月2日に実施した。
一方Mac版については、Mac OS X 10.6以降ではJavaの修正版がソフトウェア・アップデート機能を通じて広く行き渡っていることと、Firefox側のバグによりアップデートされていないと誤認識してしまう可能性があるため、これまで無効化の措置は行ったこなかったという。
しかし、Mac OS X 10.5以前についてはJavaの修正版が提供されないことから、MozillaではMac OS X 10.5以前のFirefoxについてはJavaプラグインを無効化する措置を実施した。
また、Firefox側のバグも、4月24日に公開されるFirefox 12で修正されるため、その後はMac版についても旧バージョンのJavaプラグインを無効化するとしている。
関連情報
(三柳 英樹)
2012/4/19 15:27
-ページの先頭へ-