Microsoft、Windows 8のデスクトップでは「Aero」を廃止


 米Microsoftは19日、開発中の次期OS「Windows 8」のユーザーインターフェイスでは「Aero」を廃止することを、Windowsエンジニアリングチームのブログで公表した。

 Aeroは、半透明なガラスのデザインを取り入れたウィンドウフレームや、プログラムの切り替え時に各ウィンドウを3D表示するフリップ3Dなどの効果を備えるユーザーインターフェイス。Windows Vistaで取り入れられ、Windows 7でも使用されている。

 Windows 8では、スタート画面にアプリがタイル状に並び、各アプリはフルスクリーンで動作する「Metro」スタイルが新たなユーザーインターフェイスとして導入される。一方で、従来のデスクトップ画面も残されており、既存のアプリなどはデスクトップ画面で動作する。

 Microsoftでは、Windows 8のデスクトップ画面の外観を変更する方法について検討してきたが、既存のアプリケーションの互換性を犠牲にすることなく、Windowsに視覚的な調和をもたらすことを主な目標にしたと説明。最終的には、デスクトップをメトロスタイルの美学に近付けるため、Aeroを使用しないことを決定したとして、ウィンドウの枠が白一色でシンプルなデザインとなったWindows 8のデスクトップ画面を紹介している。

 こうした視覚面でのいくつかの変更については6月公開予定のRelease Preview版にも反映されるが、すべての変更はWindows 8の正式版で明らかになるとしている。

Windows 8のデスクトップ画面(Windowsエンジニアリングチームブログより)

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(三柳 英樹)

2012/5/22 16:57