シャープ、コンシューマー向け新ポータルサイト「シャープ横丁」


 シャープは5月24日、コンシューマ向け新ポータルサイト「シャープ横丁」を開設した。「シャープ横丁」という名前は、町中でのれんや看板を眺めるようにコンテンツを眺め、興味を引くものがあれば立ち寄るといった形での利用をイメージして名付けたという。

 これまでの製品情報ページは目当ての製品情報を探すにはわかりやすかったが、調理家電のためのレシピコーナーなど関心の高そうなコンテンツも製品情報に紐づけられていたため、ウェブページの階層としては奥まったところにあり、多くの人の目に触れにくかった。

 このため、シャープでは、目当ての製品情報が探しやすい既存の製品情報ページのほかに、新たにコンシューマー製品をぶらりと立ち寄って眺めてもらえる「シャープ横丁」を開設。「さまざまな製品との出会いの場を提供したい」という。横丁を象徴するマークとして、のれんをイメージした屋号風のロゴも新たにデザインするなど細部にもこだわった。

 「シャープ横丁」では、Flashで構成したさまざまな製品情報やコンテンツへのメニューアイコンを並べ、目に付いたものをクリックする形で詳しい内容を閲覧できるようにする。

 また、アイコンを並べたメニューには番号が付けられているが、これがランキングとなっている。サイト開設時はシャープのお勧め順となっているが、ユーザーがクリッククリックした数がカウントされ、FacebookやTwitterで紹介されるとその件数もカウントされ、その合計でランキングをリアルタイム集計。ページを読み込むたびにリアルタイムの人気順で表示されるというユーザー参加型の製品情報ポータルサイトとなっている。

 また、「目の付けどころがシャープでしょ」「目指してる、未来がちがう」のキャッチフレーズでお馴染みの目のマークを付けた“シャープ目線”のお勧めコンテンツ用メニューアイコンも用意。シャープが選んだいち押しコンテンツなどを紹介していくという。

 製品情報メニューアイコンは23個、シャープ目線のメニューアイコンが2個の計25個のメニューアイコンが並ぶ。上位から下位までメニューアイコンのサイズは5段階用意され、上位ほど大きく表示される。一番下位のメニューアイコンは、新製品など新しいメニューが登録されるとメニューから落ちる仕組みだ。

 なお、長期間メニューアイコンの順番が固定されるのを防ぐために、ランキングは1週間ごとにリセット。シャープお勧めの順に並び替え、以後ユーザーの人気順に変わっていく。ランキングをリセットするタイミングなどは、実際に開始してからユーザーの反応などを見て、運用を適宜見なおしていくという。

 ランキングは通常は人気順表示となるが、右上のメニューで新着順に並べ変えることもできる。

「シャープ横丁」サイト
http://www.sharp-yokocho.jp/
“シャープ目線”のお勧めコンテンツ



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(工藤 ひろえ)

2012/5/24 14:00