日立マクセル、スマホ持ち出し機能搭載のレコーダー


 日立マクセルは、録画番組をスマートフォンに持ち出せる機能を搭載したiVハードディスクレコーダー「VDR-R3000」を6月25日に発売する。価格はオープン価格で、店頭予想価格は5万円前後になる見込み。

 今回発売される「VDR-R3000」は、内蔵ハードディスクを1TBとし、カセットハードディスク「iV」にも対応するレコーダー。新たにスマートフォンへの持ち出し機能を搭載しており、DTCP-IP対応で「DiXiM for Android」がプリインストールされている機種において、録画番組を無線LAN経由でダビングまたはムーブが可能。また、LAN内においては、レコーダーに録画した番組を端末で視聴するストリーミング再生にも対応している。

 2012年5月現在、モバイルダビングに対応する端末は、NTTドコモの「MEDIAS TAB N-06D」「MEDIAS ES N-05D」「MEDIAS LTE N-04D」「ARROWS X LTE F-05D」、auの「ARROWS Z ISW11F」。

 ストリーミング再生に対応するのは、上記の端末に加えて、NTTドコモの「ARROWS μ F-07D」「ARROWS Tab LTE F-01D」「REGZA Phone T-01D」、auの「REGZA Phone IS11T」となっている。

 「VDR-R3000」ではこのほか、1TBのハードディスクを内蔵し約800時間の録画が可能(TSX8モード)。2番組の同時録画が可能なほか、番組表から見たい番組を探す機能が充実している。「iVDR」スロットを搭載し、カセットハードディスク「iV」(アアイヴィ)を用意することで録画できる容量を増やすことが可能。DLNAに対応し、インターネット接続機能では「テレビ版Yahoo! JAPAN」「TSUTAYA TV」「アクトビラ」などにアクセスできる。

 大きさは約430×51×227mmで、重さは約2.2kg。


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(太田 亮三)

2012/5/30 18:20