NTTの加入電話・ISDNの契約数、東西ともピーク時から半減


 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は5月31日、2011年度末における加入電話・ISDNの契約数を公表した。

 NTT東日本の加入電話とISDNの契約数合計は1570万件で、前年度から9.4%減少。ピーク時(2000年度末)の3147万件からほぼ半減(50.1%減)した。内訳は、加入電話の契約数が1355万件(前年度比9.2%減)、ISDNの契約数が214万件(同10.4%減)。

 NTT西日本の加入電話とISDNの契約数合計は1598万件で、前年度から9.0%減少。ピーク時(1997年度末)の3156万件からこちらもほぼ半減(49.4%減)した。内訳は、加入電話の契約数が1397万件(前年度比9.0%減)ISDNの契約数が201万件(同9.6%減)。

 「ひかり電話」の契約チャンネル数は、NTT東日本が740万件(前年度比14.8%増)、NTT西日本が650万件(同14.7%増)と増加を続けているが、増加ペースは鈍化傾向にある。


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(三柳 英樹)

2012/6/1 06:00