20~40代女性の1割、クチコミ発信ネタのために商品購入経験あり


 株式会社ジャストシステムは21日、20代~40代の女性に対して実施した「クチコミ発信と消費に関する調査」の結果を公表した。調査は6月15・16日、同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask」を通じて992人から回答を集めたもの。

 それによれば、購入した商品のクチコミ発信手段で最も多いのは「口頭(電話、対面)」で57.4%。以下は「購入したサイトのレビュー」が45.9%、「メール」が42.4%、「SNS、アプリなどのツール」が30.1%と続いた。

クチコミの発信方法

 「SNS、アプリなどのツール」でクチコミを投稿した299人に対して、最も利用頻度の高いサービスを聞いたところ、トップは「Twitter」を挙げる人が34.4%と最も多く、以下は「mixi」が30.4%、「Facebook」が28.8%という順だった。

 また、過去にクチコミを発信した878人のうち、「欲しくないのに、クチコミを発信するネタを作るために商品を購入したことがある」という人は11.7%。購入商品は「食料品」が55.3%、「スイーツ・お菓子」が51.5%と多かった。

 このほか、「自分の気持ちに偽ってクチコミを発信したことがある」と答えた人は4.2%その理由としては、「クチコミをするとポイントなどのインセンティブがもらえるから」(35.1%)が最も多かった。


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(増田 覚)

2012/6/21 15:21