「Firefox 15」ベータ版公開、メモリ使用量削減、Android版はタブレット対応
Mozillaは20日、ウェブブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 15」のベータ版を公開した。Windows版、Mac版、Linux版が、Mozillaの「Firefoxプレビューリリース」サイトからダウンロードできる。
Firefox 15では、メモリ管理を改善し、動作速度と安定性を向上。アドオンによるメモリ使用量を最適化し、アドオンを使っている時や長時間ブラウザーを起動している際のメモリ使用量を削減した。
新機能としては、PDFをプラグインを使用せずにブラウザー内で直接表示する機能を搭載。この機能はまだ実験段階だとして、今後のバージョンでさらに改良を行う予定としている。
ウェブ開発者向けの機能としては、高速なJavaScriptデバッガや、ウェブサイトの表示とテストを複数の画面サイズで行えるレスポンシブデザインビューなどを搭載した。
また、20日にはAndroid版Firefox 15のベータ版も公開。Firefox 14で行ったスマートフォン向けの改良に続き、今回のベータ版ではタブレット端末向けにもパフォーマンスの向上とデザインの刷新を反映した。
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(三柳 英樹)
2012/7/20 16:27
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