Facebook、月間アクティブユーザーの8.7%は“偽物”と自ら報告


 Facebookは7月31日、2012年6月時点で9億5500万人いるという月間アクティブユーザー(MAU)のうち、8.7%にあたる約8300万人は偽アカウントの可能性があるとの報告書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。

 報告書によれば偽物と推定されるアカウントの中には、過去に登録したログイン情報を忘れてしまったり、プライバシーを保つために別のアカウントを作るなどの「重複アカウント」が約4500万件含まれるという。

 偽アカウントの中にはこのほか、ビジネスやペット関連など本来はFacebookページとして作成されるべき「誤ったアカウント」が全体の2.3%にあたる約2300万件、悪意のあるコンテンツを拡散するためのアカウントも1.5%の1400万件以上あるとみている。

 Facebookによれば、これらの偽アカウントはインドネシアやトルコなどの発展途上市場により多く存在するとしている。


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(増田 覚)

2012/8/3 12:59