BookLive!が角川作品4000冊配信へ、BOOK☆WALKERと本棚連携も

　株式会社BookLiveが運営する電子書籍ストア「BookLive!」は3日、角川グループの書籍の配信を開始した。BookLive!では2011年2月のストア開設時より、角川グループの人気マンガを配信してきたが、新たに文芸やライトノベルを中心に配信タイトルを増やし、角川グループ作品の取り扱いを本格的に開始する。

　新たに配信されたコンテンツは、「図書館戦争」「天地明察」といった書籍の人気タイトルをはじめ、「Fate/Zero」「デッドマン・ワンダーランド」など人気のマンガ作品など。現在配信中の「テルマエ・ロマエ」「未来日記」などの最新巻も追加している。8月中には4000冊超の角川グループ作品を取り扱う。

　今回の角川グループ各社の書籍の配信開始により、BookLive!での配信コンテンツ数は9万2000タイトルを突破したという。

　BookLive!はさらに、株式会社ブックウォーカーが運営する角川グループ直営の電子書籍配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」との間で、本棚（購入履歴）を連携する機能を2013年初めにリリースすることで合意した。これにより、BookLive!で購入した角川グループ作品は、一度購入すればBOOK☆WALKERでも購入済みとなる。BOOK☆WALKERでは、今後も他の電子書籍サービスに対して本棚連携機能をオープン化するとしている。