goo、食事写真から自動でカロリー値を推定するスマホアプリ提供開始

　NTTレゾナント株式会社とfoo.log株式会社は29日、食事写真から自動で食事カロリー値を
推定できるスマートフォンアプリ「gooからだログ ヘルスアシスト」を提供開始したと発表した。iPhone版がApp Storeより、Android版がGoogle Playより無料でダウンロードできる。

　食事の前にスマートフォンで写真を撮影することで、クラウド上の食事画像解析システムでカロリー値を推定し、表示・記録する。解析技術は東京大学情報学環・情報理工学系研究科の相澤研究室で開発されたもので、foo.logがライセンス提供を受けてシステムを開発した。

　このアプリはすでに2011年2月より「健康増進アシストサービス」として実証実験が行われていたもので、約12万人が利用し、約60万枚のアップされた。その結果、継続利用者の3人に2人がダイエットに成功しているとの結果が出たとしており、健康管理につながると判断。NTTレゾナントが運営するダイエット・健康管理サービス「gooからだログ」において引き続き提供していくことにした。

　gooからだログで記録する体重などを含めた約200項目のデータの1つとして、同アプリによる食事の推定カロリー値や歩数をもとにした消費カロリー値を記録・管理できるという。