イード、漏えい企業ワースト10などを収録した「日本情報漏えい年鑑2012」


 株式会社イードが運営する情報セキュリティ専門メディア「Scan NetSecurity」は、2011年度に日本国内で発生した主要な個人情報漏えい事故をまとめた資料「日本情報漏えい年鑑2012」を8月31日に発刊した。A4版約40ページで、書籍版は3万1500円、PDFファイル版(CD-ROM)は2万1000円。

 Scan NetSecurityが配信するニュースの中から、企業や官公庁による個人情報漏えい事故を収集・掲載したもの。2011年に発生した代表的情報漏えい事故約50件を編年的に総覧できるほか、漏えい規模ランキング、企業団体名五十音順索引などを掲載する。

 また、事故ごとに「事故発生のリリース発表日」「企業・団体名」「漏えい件数」「漏えい原因」「ファイル共有ソフト関与の有無」「関連URL」を収録。ソニーやホンダなどの、日本企業の海外子会社の事件8件も付録資料として収録する。

 CSVファイル版(CD-ROM)として提供される「日本情報漏えい年鑑 2005-2011」では、個人情報保護法が施行された2005年1月から2011年12月までの7年間に国内で発生した主要な情報漏えい事故729件のデータを収録する。価格は15万7500円。


関連情報

(増田 覚)

2012/9/4 06:00