Facebook、臓器提供の意思表示が日本でも可能に
Facebookは5日、タイムライン上で臓器提供の意思を共有できる機能を日本からも利用できるようにした。同機能は5月に米・英で開始、その後はオーストラリアやオランダなど10カ国で利用可能となっていた。日本での展開に当たっては、日本臓器移植ネットワークが協力している。
タイムライン上で臓器提供者としての意思を表示するには、1)自分のタイムラインの投稿欄で「ライフイベント」をクリック、2)ライフイベントの項目で「健康」から「臓器提供」項目を選択、3)投稿欄に日付や思いを記入し、共有範囲を指定して投稿すると、タイムライン上に「臓器提供者としての意思表示」の記事が表示される。
タイムライン上での投稿画面 |
なお、Facebookで臓器提供の意思を表示しただけでは、日本臓器移植ネットワークのリストには登録されない。Facebookのタイムラインの投稿欄には日本臓器移植ネットワークへのリンクも表示されるため、そこから公式に臓器提供の意思登録の手続きを行うことが可能となっている。
今回の取り組みについて日本臓器移植ネットワークは、「国内での臓器移植医療への関心が高まり、多くの方に意思を表示していただける機会となることを期待しています」と歓迎のコメントを寄せている。
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(増田 覚)
2012/9/5 12:47
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