手書きノートアプリ「Note Anytime」のWindows 8/RT版登場


 MetaMoJiは、手書きノートアプリ「Note Anytime」のWindows版を開発し、Windows 8の発売に合わせてWindows Storeでの販売を26日より開始する。基本部分の利用料は無料で、手書き変換などのエンジンが有料のオプションとして提供される。

 Note Anytimeは、タッチパネル上での手書き入力に最適化されたノートアプリ。9月26日よりiPad版が提供されているが、今回、同アプリのWindows版が登場した。Windows 8およびWindows RT上で動作する。同アプリ上で作成・編集したデータは、MetaMoJiが運営するオンラインストレージサービス「デジタル・キャビネット」(2GBまで無料)上でiPad版の同アプリと共有できる。

 機能的にはiPad版と同等となるが、Windows 8スタイル(Modern UI)に対応。他社製のアプリとも連携させられる。また、iPad版では日本語のみの対応となっていた手書き変換機能が13カ国語に対応する。対応言語は、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、ロシア語、ポーランド語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語となり、各600円(7.99米ドル)のアドオンとして提供される。

 このほか、ユーザーが自由に設定を変更できる「カスタマイズカリグラフィーペン」(400円/4.99米ドル)、パステル/グレイッシュ/アースカラーの「インクセット」(160円/1.99米ドル)、「カリグラフィー用グラデーションインク」(300円/3.99米ドル)などがアドオンとして用意されている。なお、アドオンのインクについては、一度の購入で約200ページ分使用できるが、10%分は購入前に試用できるようになっている。

 なお、Windows向けには、13カ国語の手書き変換エンジン、有償インク、カスタマイズカリグラフィーペンといったアドオンをバンドルした「Note Anytime Premium」も用意される。こちらは通常価格3800円だが、当初はキャンペーンとして1950円で販売される。




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(湯野 康隆)

2012/10/25 19:11