紀伊國屋書店、店舗内公衆無線LANと電子書籍コーナー設置店を拡大


 株式会社紀伊國屋書店は19日、同社の主要書店に電子書籍コーナーを設置するとともに、独自の公衆無線LANサービス「紀伊國屋書店Wi-Fi」を導入することで、店舗と連動した電子書籍サービスを強化したと発表した。

 紀伊國屋書店では、これまで新宿本店、新宿南店、梅田本店、札幌本店、福岡本店、流山おおたかの森店に、電子書籍アプリ「Kinoppy」やソニーの電子書籍端末「Reader」などが体験できる電子書籍コーナーを設置。7月上旬には新宿本店で店内限定の公衆無線LANサービスをテスト導入していたが、今回、会員向けサービス「紀伊國屋書店Wi-Fi」として上記6店舗で正式にサービスを開始する。

 紀伊國屋書店Wi-Fiは、店内限定の会員制無線LANアクセスサービスで、利用料は無料。紀伊國屋書店のオンラインストアまたはKinoppyの会員は、簡単な設定を行うだけで無線LANを利用したインターネットサービスが利用できる。紀伊國屋書店ではサービス開始を記念して、紀伊國屋書店Wi-Fi経由で電子書籍を購入した際に、ポイントが10倍となるキャンペーンを12月31日まで実施する。

 また、店舗の電子書籍コーナーについても、仙台店、前橋店、さいたま新都心店、玉川高島屋店、国分寺店、横浜店、名古屋空港店、富山店、広島店の9店に新たに設置した。


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(三柳 英樹)

2012/11/19 13:18