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「ヤフードーム」が「ヤフオクドーム」に、福岡からの出品無料も

 「福岡 Yahoo! JAPANドーム」の球場名が、2月1日より「福岡 ヤフオク!ドーム」に変更する。略称は「ヤフオクドーム」、英文表記は「FUKUOKA YAFUOKU! DOME」。

 ヤフーは2005年2月、福岡ソフトバンクホークスマーケティングから、年間5億円の契約金で福岡ドームのネーミングライツ(命名権)および付帯権利を取得。それから約8年間、「ヤフードーム」の愛称で親しまれてきた。今回、ヤフオクドームに名称変更することで、「Yahoo!オークション」のブランドを広めることが狙い。

ヤフオクドームのロゴマーク

ヤフオクドームを「リユース」の拠点に

 ヤフーは、ITを使って世の中の課題を解決する「課題解決エンジン」となることを目標に掲げている。そんな解決すべき課題の一つとして同社は、Yahoo!オークションで不要品の「リユース」が進んでいないことを指摘。ヤフオクドームと名称変更することで、福岡をリユースのムーブメントの拠点としたかったと説明する。

 リユース促進の施策としてはまず、福岡県からのYahoo!オークション出品をプロ野球のシーズン終了まで無料にする。また、詳細は未定だが、ネットに詳しくない人のために、ヤフオクドームで商品を受け付け、出品を代行するサービスも提供する。2013年度にはヤフオクドームで世界最大級のフリーマーケットも開催するという。

(増田 覚)