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FacebookがAPI利用ポリシーを改定、一部アプリへの利用禁止措置について説明
(2013/1/28 14:32)
Facebookは25日、Facebook向けアプリケーション開発プラットフォームのポリシーを改定し、Facebookの機能をコピーするアプリや、ユーザーに価値を提供しないアプリにはAPIの使用を禁止することを明確化したと発表した。
Twitterが24日に公開したビデオ作成・共有アプリ「Vine」で、公開後にFacebookの友達を検索する機能が利用できなくなるなど、一部のアプリがFacebookの機能を利用できなくなったことを受け、Facebookとしての見解を示した形。
FacebookのPlatform Partnerships and Operations担当ディレクターのJustin Osofsky氏は開発者ブログへの投稿で、ここ数日間にプラットフォームのポリシーについて質問を受けており、Facebookの考えを明確にしたいと思ったと説明。大多数のアプリには影響を与えないとした上で、「Facebookの機能をコピーしたり、Facebookユーザーにほとんど価値を提供しないやり方で自分たちを成長させようとする少数のアプリ」への措置として、ポリシーを改定したという。
新しいポリシーでは、FacebookのグラフAPIや関連APIを使ってパーソナライズされたソーシャル体験を提供するアプリは、Facebook上でもユーザーが簡単にその体験を共有できるようにしなければならないと説明。また、Facebookのコア製品やサービスを許可無く複製してプロモーションやユーザーデータのエクスポートのためにプラットフォームを使用することは禁止するとしている。
Twitterでも、2012年8月にAPIを新バージョンに移行して利用ルールを厳格化している。また、2012年12月には、Facebook傘下となったInstagramの投稿写真をTwitterのタイムライン上に直接表示しない措置を実施している。