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カメラ搭載メガネで見た映像を遠隔地へ、NTTネオメイトが製品化

映像通信サービスやタブレットとセット販売

viewっとめがね
利用イメージ

 NTTネオメイトは1日、メガネ型Webカメラデバイス「viewっとめがね」とPC/タブレット端末、および映像通信サービスをセットにした「AQStage e-Glassesスタートパック」の提供を開始した。

 同パックは、「viewっとめがね」、PC/タブレット端末、映像通信サービスをセットにしたもの。「viewっとめがね」単体販売は2012年10月から行っていたが、すぐに利用できるパッケージが欲しいとの要望に応えた。

 「viewっとめがね」で見た映像と使用者の音声を遠隔地に情報伝達できる。定点カメラや手持ちカメラと異なり、使用者目線の映像をハンズフリーで送れるのが特長。

 「viewっとめがね」は、カメラ、指向性マイク、骨伝導ヘッドホンを内蔵。耳をふさいでしまうイヤホン・ヘッドホンではないので、装着しながら周囲の音が聞ける。本体重量も約60gに抑えた軽量モデルなため、長時間の装着でも疲れにくいという。

 映像通信サービスは多地点接続が可能なため、「viewっとめがね」からの映像を複数の場所で共有することが可能。

 災害現場などにおける被災状況把握、工事現場や機器の保守における遠隔支援、警察・警備サービス分野における警備支援、製造業の工場・倉庫の状況把握、学校やカルチャースクールでの遠隔支援などの用途を想定する。

 スタートパックの価格は、「viewっとめがね」が5万7750円、PC(パナソニック製Let's note CF-J10XYAH)が12万2430円、タブレット端末(パナソニック製タフブック CF-U1QQHXZDJ)が21万円、映像通信サービスの初期費用が3万1500円から、月額基本料が1万500円から。PCとタブレットを除いたスタートパック・ミニも用意する。

(川島 弘之)