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スマホでも企業からの情報はメルマガが主流、46.0%が登録、Twitterは12.8%
(2013/1/31 19:08)
株式会社D2Cは30日、2012年11月に実施した「モバイル利用動向調査」の結果を発表した。調査は11月29日・30日、プライベートで携帯電話(スマートフォン、PHSを含む)を利用する15~69歳の男女3096人(性年代別に均等割付)を対象にPCインターネット調査で行ったもの。
スマートフォンユーザーの比率は37.6%で、D2Cが2012年8月に行った前回調査から1.2ポイント増加した。内訳は、スマートフォンのみ利用が32.4%、スマートフォンとフィーチャーフォン併用が5.1%となっている。一方、フィーチャーフォンのみは62.4%で依然、多数を占めている。
スマートフォンユーザー(ブラウザーまたはアプリ利用者1137人)に主要スマートフォンサイト/アプリの利用状況を聞いた設問では、「Google」が88.1%、「Yahoo! JAPAN」が77.7%と利用者率が高かった。このほかは、「通信事業者のポータルサイト」が56.1%、「LINE」が52.2%、「Facebook」が45.6%、「Twitter」が42.6%、「mixi」が34.5%など。
ただし、1日に10回以上利用するという人の割合は、LINEが10.4%で最も多く、以下、Twitterが7.8%、Yahoo! JAPANが6.0%、Googleが5.8%、Facebookが4.5%の順となる。
また、1週間あたりの平均利用回数でも、LINEは25.9回と最多だった。以下は、Twitterの22.4回、Facebookの19.7回、Yahoo! JAPANの17.2回、Googleの16.9回の順。これらの中では、LINEのみが前回調査の24.7回から増加し、他のサービスは減少している。特にFacebookは前回24.2回だったため、減少が大きい。
スマートフォンユーザー(1163人)に対して、企業や店舗からの提供情報の登録状況について聞いた設問では、「メールマガジン」の登録者が46.0%と最も多かった。以下、「企業のFacebookページ」が15.8%、「LINEの企業アカウント」が15.1%、「Twitterの企業アカウント」が12.4%、「ダウンロードしている企業のアプリからの通知(プッシュ通知)」が9.3%、「企業のmixiページ」が3.9%など。
実際に提供された情報の利用状況についても、メールマガジンは他の方法よりも高い数値が出た。メールマガジン登録者(535人)のうち、「チェックする」が69.3%、「配信されたらすぐに確認」が40.0%、「詳細まで読む」が42.3%、「来店、購入、応募経験」が46.9%となり、いずれの項目も他の方法を上回った。特に「来店、購入、応募経験」の割合が他の方法よりも比較的高いのが目立つ。
なお、店舗におけるスマートフォンの利用状況では、「スマートフォン上のクーポンをお店で提示する」が51.7%と、スマートフォンユーザーの半数を超えた。