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ドコモのLTEサービス「Xi」、1000万契約に

 NTTドコモは、LTE方式によるデータ通信サービス「Xi(クロッシィ)」の契約数が2月18日付けで1000万件を突破したと発表した。

 2010年12月24日にスタートした「Xi」は、下り最大37.5Mbps、一部エリアでは下り最大100Mbpsで提供されている。これまでXi対応機種は、スマートフォン32機種、タブレット6機種、データ端末7機種、計45機種が発売されている。音声通話は、従来のFOMA(W-CDMA方式)のネットワークを利用する形だが、Xi対応スマートフォンではドコモユーザー間の音声通話が24時間定額となる「Xiカケ・ホーダイ」も利用でき、2月10日時点で500万契約に達しているという。

 Xiの契約数は、サービス開始から1年後の2011年12月25日に100万契約だったが、対応スマートフォンが登場して以降、契約数の増加ペースは伸び、2012年8月には500万契約、そして今回、1000万契約となった。なお、1月30日に開催された第3四半期決算の席上で、「1月9日時点で900万契約を突破した」とされており、1カ月強で100万件、増加したことになる。ドコモでは2012年度末時点で、1100万契約の達成を目指す計画も明らかにしている。

(関口 聖)