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スマホアプリ「全国避難所ガイド」がオフライン検索に対応、ARで道案内も

現在地から避難所を検索した画面

 日本気象協会とファーストメディア株式会社は20日、スマートフォン向け防災情報アプリ「全国避難所ガイド」を刷新し、標高表示とオフライン検索に対応したバージョン「3.0」を公開した。App StoreとGoogle Playから無料でダウンロードできる。

 全国避難所ガイドは、全国の自治体が定めた災害時の避難所や避難場所を10万件以上収録。現在地から最も近い避難所を検索して、徒歩および車での道順をルート案内するアプリ。検索された地域に発表されている気象警報・注意報も表示する。

 バージョン3.0では、全国の避難所の標高データを収録するとともに、災害時のインターネット遮断時も利用できるようにオフラインでの検索に対応した。

 オフライン検索では「AR(拡張現実)機能」を実装し、スマートフォン端末のカメラ画面を通した現実の風景に、避難所の位置や名称が重ねて表示。これにより、土地勘のない地域や夜間でも避難所の方向が確認できる。

AR(拡張現実)機能で避難所の方向を確認できるようになった

(増田 覚)