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Synology、「BeeStation」「BeeDrive」にバックアップ・セキュリティソフト「Acronis True Image Essentials」を同梱

「BeeDrive」にはAI検索機能「Deep Search」も搭載

 SynologyとAcronisは11月26日、顧客データのセキュリティ強化に向けたコラボレーションを発表した。Synologyの「BeeStation」「BeeDrive」に対し、Acronisのバックアップ・セキュリティソフト「Acronis True Image Essentials」の3年のライセンスを同梱する。

 Synologyの「Bee」シリーズは、個人向けおよび小規模事業者向けのストレージで、パーソナルクラウドをうたうNASの「BeeStation」は容量4TB。ほかに容量8TBの「BeeStation Plus」もある。「BeeDrive」は外付けポータブルSSDで、容量は1/2/4TB。

 「Acronis True Image Essentials」は、ファイルだけでなくディスク全体のバックアップ機能、ランサムウェア対策機能などを持つ。

 同日、Synologyは、BeeDriveへのAI検索機能「Deep Search」搭載も発表した。ローカルAI処理によりドキュメントや画像を解析し、自然言語で検索可能にするもので、事前にタグ付けなどの整理をしていなくても、例えば「雪で遊ぶ子ども」や「ビーチの夕日」のような言葉で検索したり、地名やイベントの名前から、位置情報や日付をもとにした検索を行ったりできる。

 同機能はWindows/macOSで無料のソフトウェアアップデートとして提供中で、Copilot+ PCにも近日対応予定だとしている