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富士通、防水仕様Windows 8タブレット「ARROWS Tab Q582/F」にXi対応モデル

ARROWS Tab Q582/F Xi対応モデル

 富士通株式会社は25日、Windows 8を搭載した企業向けの防水タブレット「ARROWS Tab Q582/F」において、Xi対応モデルを同日より販売開始すると発表した。価格は12万5800円(税別)からで、3月中旬の提供開始を予定する。

 「ARROWS Tab Q582/F」は、Windows 8を搭載した防水/防塵仕様のタブレット端末。Wi-Fiモデルは、世界最薄/最軽量(当時)のWindows 8タブレットとして2012年10月に発表されているが、これをNTTドコモのLTEサービスであるXiに対応させたモデルとなる。

 UIMカード(User Identity Module Card)スロットにXi契約されているドコモUIMカードを装着すれば、Xiによる通信が可能となり、通信速度は、受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbps。Xiエリア外でも、FOMAのエリアであれば、受信時最大14Mbps、送信時最大5.7Mbpsの通信が可能だ。

 CPUはAtom Z2760(1.50GHz、デュアルコア)で、2GBメモリ、約64GB SSD、1366×768ドット表示可能なIPSタッチパネル液晶、Windows 8 Pro(32ビット)を搭載。Xi以外の通信機能としては、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth V4.0を備えた。

 インターフェイスは、USB 2.0、microSDスロットを搭載し、GPSと加速度、地磁気、照度、ジャイロの各センサー、約200万画素(表側)、約800万画素(裏側)のカメラも内蔵する。

 サイズと重量は、幅264.4×奥行き169.4×高さ9.9mm、約584gで、サイズはWi-Fiモデルと同じだが、重量は約10g重くなった。バッテリ駆動時間は約10.3時間。

(石井 一志)