ニュース
tenki.jp、PM2.5の飛散予測を開始、3時間ごと/3日先まで
(2013/3/25 06:00)
一般財団法人日本気象協会(JWA)は22日より、大気汚染の要因の1つとされる微粒子「PM2.5」の飛散予測を、気象・災害情報ポータルサイト「tenki.jp」を通じて配信開始した。PCおよびスマートフォンから閲覧できる。
PM2.5(Particulate Matter 2.5)は、2.5μm以下の微小粒子物質の総称。髪の毛の太さの30分の1程度というサイズのため、人間が吸い込むと肺の奥深くに侵入しやすく、呼吸器や循環器に悪影響を与える可能性がある。排ガスや塗料の揮発性ガスなどの人工発生源に加え、土壌や海洋から発生する自然由来のPM2.5もあるという
tennki.jpでは、独自の気象予測モデルや外部研究機関による公開データなどをもとに、当日から3日先までのPM2.5飛散予測を発表していく。予測単位は3時間ごと。予測対象地域は日本全域だが、北海道の一部については現在準備中。