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「Firefox 21」公開、mixiがSocial APIに対応しFirefox向けサイドバーを公開

 Mozillaは14日、ウェブブラウザー「Firefox」の最新版となるバージョン21の正式版を公開した。デスクトップ版(Windows、Mac、Linux)がMozillaのサイトからダウンロードでき、Android版はGoogle Playからダウンロードできる。

 デスクトップ版のFirefox 21では、ユーザーのサイト閲覧行動を追跡するトラッキングを拒否するための「Do Not Track」機能の設定項目を改良。従来は機能を利用するかどうかだけを設定できたが、新バージョンでは「トラッキングの拒否をサイトに通知」「トラッキングの許可をサイトに通知」「トラッキングに関する設定は一切サイトに通知しない」の3種類から選べるようになった。

 このほか、アプリケーションの起動時間の短縮方法を必要に応じて提案する機能が追加。Firefoxの利用状況を確認できる「Firefoxヘルスレポート」の機能も追加された。

 また、ブラウザーとソーシャルサービスを連携させる「Social API」について、新たにmixiが対応したことを発表。Social APIはFirefox 17から導入した機能で、Facebookが既に対応していたが、今回新たにmixi、Cliqz、msnNOWが対応を発表。mixiでは、Firefoxのサイドバーでmixiをチェックできる「mixiサイドバー for Firefox」の提供を開始した。

 Android版のFirefox 21では、カスタム仕様のオープンソースフォントであるCharisとOpen Sansを同梱し、ページの視認性を向上。機能面では、長押しでのメディアファイルの保存や、「進む」「戻る」ボタンから閲覧履歴にアクセスする機能の追加などを行った。

(三柳 英樹)