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Opera、Chromiumベースの次期ブラウザー「Opera Next」公開

 Opera Softwareは27日、ウェブブラウザー「Opera」の次期バージョンを先行提供する「Opera Next」の新バージョン(バージョン15)を公開した。Windows版とMac版がOperaのサイトからダウンロードできる。

Opera Next

 Operaでは2月に、レンダリングエンジンを独自開発の「Presto」から、SafariやGoogle Chromeで使用されているオープンソースの「WebKit」に変更し、オープンソースブラウザー「Chromium」をベースに開発していくことを発表。Android版は既にChromiumベースの正式版を公開しており、デスクトップ版では今回の「Opera Next」がChromiumベースで初のリリースとなる。

 Opera Nextの新バージョンでは、新エンジンへの変更とともに、アイコンやタブバーなどデザインを一新。アドレスバーと検索バーは統合され、アドレスバーから直接検索が可能になった。

 新規タブページには、従来のスピードダイヤルに加えて、あとで確認したいページを保存しておける「スタッシュボックス」と、ニュースなどのコンテンツが表示される「ディスカバー機能」が新たに追加。スピードダイヤルではアイテムをフォルダーごとにまとめることが可能になった。

(三柳 英樹)