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「KINGSOFT Internet Security」でWindowsが起動しなくなる不具合

 キングソフト株式会社は12日、同社が提供しているセキュリティ対策ソフト「KINGSOFT Internet Security」シリーズの不具合を修正した更新プログラムの配布を開始したと発表した。

 Windows XPで同ソフトを利用している場合、12日にWindows Updateで公開されたWindowsのセキュリティ修正パッチ(KB2839229)を適用して再起動すると、ブルースクリーンになって起動できなくなる現象が発生していたという。

 キングソフトは、すでにこの現象が発生しているユーザーに謝罪するとともに、復旧方法を案内している。まず、PCをセーフモード(セーフモードとネットワーク)で起動し、いったんKB2839229を削除。再起動後、KINGSOFT Internet Securityをアップデートしてから、あらためてWindows UpdateでKB2839229を適用する手順だ。

【追記 2013/6/14 20:25】
 キングソフトは14日付で、この現象の発生要因に関して、同社セキュリティソフトのプログラム自体に不具合や問題は確認されておらず、Windows Updateプログラムによって引き起こされる「干渉」であるとの公式見解を発表した。

 また、問題が発生する環境について、Windows XPのほか、Windows 8/7/Vistaのそれぞれ32ビット版も対象であることを明らかにしている(これを受けて、本記事の記事タイトルを一部変更しました)。

 詳しくは、6月14日付の関連記事を参照。

(永沢 茂)