アイ・オー、スマホ画面をテレビに映せるMiracastアダプター「ミラプレ」

　株式会社アイ・オー・データ機器は、MiracastやDLNA DMRに対応し、スマートフォンやタブレットのコンテンツをテレビに映すことができる無線HDMIアダプター「ミラプレ（WFD-HDMI）」を7月上旬に発売する。希望小売価格は9975円。

ミラプレ（WFD-HDMI）

　「ミラプレ」は、無線LAN技術によるディスプレイ伝送技術「Miracast」に対応。Miracast対応スマートフォンであればアプリなどのインストールは不要で、スマートフォンと同じ画面をそのままテレビに映すことができ、著作権保護コンテンツの再生にも対応する。

　Miracastモードの動作確認済み機種としては、NTTドコモの「ELUGA X」「Xperia Z」「Xperia AX」「Xperia A」「AQUOS PHONE EX」「Galaxy S4」「Arrows NX」、ソフトバンクモバイルの「AQUOS PHONE Xx 203SH」、auの「AQUOS PHONE SERIE SHL21」が挙げられている。

　DLNAのDMR（デジタルメディアレンダラー）にも対応し、Miracastに対応していないAndroid端末でも、DLNA対応アプリを使うことで写真や動画をテレビに映すことが可能。iOS端末向けには「iOSモード」を備えており、iOS端末からの写真、動画、YouTubeの再生に対応する。

　無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに対応。有線LAN（100BASE-TX/10BASE-T）ポートも備え、設定によりブリッジ機能にも対応する。映像出力はHDMIで、最大解像度は1920×1080p。本体サイズは約95×70×27mm。重量は約94g。