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ヤフー、復興支援の自転車イベント「ツール・ド・東北」受付開始

 ヤフー株式会社と株式会社河北新報社は24日、宮城県三陸エリア(石巻市・女川町・南三陸町)で11月3日に開催するサイクリングイベント「ツール・ド・東北」の参加者エントリー受付を開始した。特設サイトから申し込める。

 東日本大震災の復興支援の一環として、震災の記憶を未来に残すことを目的に開催するイベント。「グランフォンド(160km)」「メディオフォンド(100km)」「グルメフォンド(60km)」の3コースのエントリーを受付開始した。

 6月24日から7月15日までを先行抽選として、各コース200人を定員として募集する。当選者発表は7月18日。7月20日には先着順の第2次エントリーを開始し、合計1200人の定員に達し次第、受け付けを締め切る。

 大会参加資格は中学生以上。未成年者の参加は保護者の承諾、中学生は保護者の伴走が必要となる。参加費はグランフォンドが1万500円、メディオフォンドが8400円、グルメフォンドが6300円。

 ツール・ド・東北の特設サイトでは今後、宿泊情報やオプショナルツアー、自転車配送、オフィシャルグッズ、自転車・装備品購入などの情報を掲載する。住民の協力を仰ぎ、ツール・ド・東北の参加者を無償で自宅に泊める「民泊」も行う。

 さらに、インターネットを通じてクラウドファンディングやチャリティーオークション、自転車で日本各地を走った距離を投稿し、総走行距離が目標値を達成することで、東北にさまざまな商品を寄付できる「みんなで復興ライド」などの企画も実施する。

 6月24日には、イベントを通じて復興支援を応援する「ボランティア・アンバサダー」として、伊藤裕子(女優)、サッシャ(DJ・司会)、鶴見辰吾(俳優)、長谷川理恵(モデル)、道端カレン(モデル)らが就任することも発表された。

(増田 覚)