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「インターネットの殿堂」に村井純氏や石田晴久氏など32人

 「The Internet Hall of Fame(インターネットの殿堂)」は26日、2013年に新たに殿堂入りする32人を公表した。「パイオニア」分野で村井純氏が日本人として初めて選出され、「グローバルコネクター」分野では2009年に亡くなった石田晴久氏が選ばれた。

村井純氏(Interop Tokyo 2013での講演より)
石田晴久氏(サイバー大学説明会にて、2007年7月撮影)

 The Internet Hall of Fameは、世界のインターネットの発展に多大な功績を残した人物を毎年表彰する賞。主催はInternet Society(ISOC)で、今年が2年目の開催となる。

 インターネット初期の設計や開発に貢献した「パイオニア」分野では、村井純氏や、イーサネット発明者のBob Metcalfe氏など13人が選ばれた。

 インターネットの技術・商業的進歩や政策の推進に貢献した「イノベーター」分野では、ウェブブラウザーの「Mosaic」や「Netscape」を開発したMarc Andreessen氏、Free Software Foundation創設者のRichard Stallman氏、ウィキペディア創始者のJimmy Wales氏など9人、インターネットのグローバルな成長に貢献した「グローバルコネクター」分野では石田晴久氏など10人が選ばれた。

(三柳 英樹)