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チームラボ、Android向け3D人体解剖アプリ「teamLabBody」発売

 チームラボ株式会社は1日、Android向けの3D人体解剖アプリ「teamLabBody」を公開した。Google Playからダウンロード可能で、価格は2600円。頭頚部のみに対象を限定したLite版(99円)も同時に発売した。対応機種はNexus 7、Nexus 10、Regza(1280×800、1920×1200)。Kindle Fire HD 8.9とXperia Tablet Zにも順次対応予定。iPad向けアプリはすでに発売済み。

teamLabBody

 「teamLabBody」は、世界で初めて生きた人間の骨格の動きや人体の形態を忠実に再現した3D人体解剖アプリ。大阪大学運動器バイオマテリアル学教授の菅本一臣氏が、生きた人間の関節の動きは従来の医学教科書に記載されている献体の動きとは異なることを発見し、10年以上かけてすべての関節の形態や動きを解析、取得したモデルを元に、チームラボが共同開発を進めてきた。

 CTやMRIのデータから忠実に人体の形態を再現した3D人体模型で、全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨が閲覧できる。総対象部位数は827部位。全身表示の状態から見たい部分だけを自由に見られるため、人体解剖の学習や患者への説明に役立つとしている。

(三柳 英樹)