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アップル、「iOS 7」のダウンロード提供を開始

 アップルは日本時間19日、iOSの最新バージョンとなる「iOS 7」のアップデート提供を開始した。端末の「設定」から、「一般」メニューの「ソフトウェア・アップデート」を選ぶことで、無料でアップデートできる。対応機種はiPhone 4以降、iPad 2以降、iPad mini、iPod touch(第5世代)。

 iOS 7では、デザインやユーザーインターフェイスが大幅に変更され、画面下からのスワイプアップで表示できる「コントロールセンター」や、開いているアプリの切替時にプレビュー画面を表示するマルチタスクの機能改善など、各種の新機能や機能改善が行われている。

 セキュリティ面では、SafariやWebkit関連の脆弱性など、ウェブページの閲覧やファイルを開いた際などに、任意のコードを実行させられる危険性のある多数の脆弱性を修正している。

 iTunesについても、iOS 7に対応するバージョン11.1の提供を開始した。対応OSはWindows 8/7/Vista/XPおよびMac OS X 10.6.8以降。iTunes 11.1では、相性の良い曲をセレクトして再生する「Geniusシャッフル」や、Podcastのカスタムステーションを作成できる「Podcastステーション」の機能が追加。米国では、新しい音楽ストリーミングサービス「iTunes Radio」にも対応する。

(三柳 英樹)