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Adobe Reader/Acrobat XI Windows版、セキュリティアップデート公開
(2013/10/9 15:04)
米Adobe Systemsは米国時間8日、Adobe Reader/Acrobatのセキュリティアップデートを公開した。対象となるソフトはAdobe Reader XI(11.0.04)およびAcrobat XI(11.0.04)のWindows版。アップデートにより、それぞれバージョン番号は11.0.05となる。また、Mac版およびAdobe Reader/Acrobat X(10.1.8)以前には影響はない。
アップデートでは、Adobe Reader/Acrobat XIに存在するJavaScriptのセキュリティコントロールに関する脆弱性を修正する。脆弱性の重要度は4段階で最も高い“Critical”。適用の優先度は3段階の“2”で、重要度の高い脆弱性の修正だが、既知の攻撃は確認されていないため、30日以内を目安としてアップデートを行うことを推奨している。
また、8日にはヘルプ作成ツールの「Robohelp 10」Windows版についても、セキュリティアップデートを公開している。