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NTTぷらら加入者のマルウェアサイト接続遮断、官民連携の「ACTIVE」に参画

 株式会社NTTぷららは6日、総務省やネット関連事業者が国民のマルウェア対策に取り組む官民連携プロジェクト「ACTIVE(Advanced Cyber Threats response InitiatiVE)」に参画すると発表した。NTTぷららのインターネット接続サービスの加入者がマルウェアの仕込まれたサイトに接続するのをフィルタリングサービスで遮断する。

 個人向けインターネット接続サービス「ぷらら」と、法人向けインターネット接続サービス「BUSINESS ぷらら」において、無料で標準提供しているフィルタリングサービス「ネットバリアベーシック」で対応するもの。従来よりフィルタリングに対応していた有害サイトに加えて、11月15日からは、ACTIVEがリストアップしたマルウェアサイトのフィルタリングにも追加対応する。

 ACTIVEプロジェクトによるマルウェアサイトへの接続遮断は、NTTレゾナント株式会社が提供するIE用ツールバー「gooスティック」、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供する「OCNツールバー」でもすでに行われている。

(永沢 茂)