お名前.com、Windows Server 2012 R2のHyper-Vを採用したVPSサービス

　GMOインターネット株式会社は3日、「Windows Server 2012 R2」のハイパーバイザー（仮想化ソフトウェア）「Hyper-V」を採用し、Windowsに最適化した仮想専用サーバーサービス「お名前.com レンタルサーバー VPS（Hyper-V）」の提供を開始した。料金は月額1730円から。

　「お名前.com レンタルサーバー VPS（Hyper-V）」は、ホストOSに「Windows Server 2012 R2」、仮想化ソフトウェアにWindows Server 2012 R2の「Hyper-V」を採用。実際のPCのハードウェア環境に一層近付いたエミュレーション機能を実装することで、Windowsの仮想環境においてより高いパフォーマンスを提供する。

　サービスでは最新OSの「Windows Server 2012 R2」のほか、「Windows Server 2012 R2 IIS (IISを標準インストール）」「Windows Server 2008 R2」の計3種類のOSイメージが利用可能。利用中のサーバーに構築した環境（VHD）を追加契約のサーバーに複製する機能や、ある時点でのVPSの状態を保存して復元できるスナップショット機能を提供。リソース不足などの理由で上位プランに変更する際も、利用中のサーバーに構築した環境をそのまま上位プランに変更できる。

　サービススペックと価格は、「メモリ1GBプラン」（メモリ1GB、ディスク100GB、CPU2コア）が初期費用0円、月額1730円～。最上位の「メモリ16GBプラン」（メモリ16GB、ディスク1TB、CPU10コア）が初期費用1万6680円、月額1万4942円～。

　また、12月3日から、仮想デスクトップサービス「お名前.com デスクトップクラウド」でも、OSを「Windows Server 2012」から「Windows Server 2012 R2」にアップグレードして提供する。