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大日本印刷のオリジナル書体「秀英体」、ウェブフォントでも提供開始

秀英体

 大日本印刷株式会社のオリジナル書体「秀英体」が、ウェブフォントとしても使用可能になった。株式会社モリサワが提供するウェブフォントサービス「TypeSquare」に、秀英体のライセンス提供を開始した。ウェブ制作者はTypeSquareを利用することで、サイト上で秀英体フォントを使える。

 ラインナップは、秀英明朝L/M/B、秀英初号明朝、秀英初号明朝 撰、秀英角ゴシック金Std L/B、秀英角ゴシック銀Std L/B、秀英丸ゴシックStd L/Bの計11書体。秀英明朝L/M/Bについては、JIS 90の字形に加えてJIS 2004の字形も利用できる。

 大日本印刷では従来より、モリサワの年間フォントライセンスサービス「MORISAWA PASSPORT」を通じてDTP向けの秀英体フォントを提供している。TypeSquareでは、MORISAWA PASSPORTユーザー向けのプランも用意。秀英体フォントを使用した印刷物と統一感のあるデザインのウェブコンテンツを制作できるとしている。

 大日本印刷では今後、電子書籍の閲覧用ソフトやスマートフォン、デジタルサイネージなどの分野にも秀英体をライセンス提供していく。

(永沢 茂)