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スマートペン「Livescribe 3」のアプリがEvernoteと連携

 ライブスクライブは、iOS端末と連携するスマートペン「Livescribe 3」において、クラウドサービスの「Evernote」と連携する新機能を追加した。既存ユーザーはアプリを最新版にすれば新機能を利用できる。

「Livescribe 3」

 スマートペン「Livescribe 3」は、専用ノート「Livescribe ドットペーパー」と、専用アプリ「Livescribe+」と組み合わせ、ノートに書いた内容をデジタルデータとしてiOS端末に即座に取り込めるというもの。アプリ側では、ノートと全く同じレイアウトで表示するほかに、手書き文字のテキスト変換、タグ付けなどの付加機能も用意されている。専用ペンには録音機能もあるため、音声を連動させて再生することも可能。

 アプリ「Livescribe+」ではこれまで、データをメールなどへ添付する連携・共有機能が用意されていたが、今回提供される最新版では、アプリ上の共有ボタンでEvernoteを選択できるようになり、データをEvernoteに簡単にアップロードできるようになった。特定のページやメモ、音声付きの「ペンキャスト」データなど、データ形式を問わずアップロードできる。

 また、Evernoteへの自動送信を行うAuto-Send機能も新たに追加される。この自動送信機能では、ノートブックを予め指定しておくことで、ノートブック全体を自動的にEvernoteにアップロードする。メモや削除箇所、Evernote上で更新された内容も検出する機能を備えている。

アプリ「Livescribe+」の共有ボタンでEvernoteを選択できるようになった

 スマートペン「Livescribe 3」は、ノートがセットになったスタンダードパッケージが1万9336円(税込)、交換用インクやEvernoteの1年間のラインセンスが付属する「Pro Edition」パッケージが2万5509円(税込)。アプリは無料。

「Livescribe 3 Pro Edition」
「Livescribe 3」スタンダードパッケージ

(太田 亮三)