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ODNをかたり、パスワードを記入してメールで返信するよう促すフィッシング

 ODNのウェブメールサービスをかたるフィッシングが確認されているとして、フィッシング対策協議会が緊急情報を出し、注意を促している。

 確認されているフィッシングメールは2タイプある。1つ目は、メール本文にメールアドレスやユーザー名、パスワードなどを記入をさせ、メールでの返信を促すタイプ。本文は、メールフォルダにウイルスが検出されたとしてアンチウイルスのアップグレードを促す内容で、不自然な日本語で書かれている。

 2つ目は、メール本文中のリンクからフィッシングサイトへ誘導するタイプ。こちらも不自然な日本語のために意味が分かりくいが、メールボックスの使用容量が2GBの制限に近づいたと偽ってアップグレードを勧める内容のようだ。誘導先のフィッシングサイトは14日14時現在、稼働中だという。

フィッシングメールの文面(フィッシング対策協議会の緊急情報から画像転載)
フィッシングサイト(フィッシング対策協議会の緊急情報から画像転載)

(永沢 茂)