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Apple、「OS X Yosemite」のベータプログラム参加者を募集、先着100万人

 米Appleは、今秋正式リリース予定のMac向け最新OS「OS X Yosemite」について、一般ユーザー向けベータプログラムの参加者募集を開始した。参加は無料で、先着100万人限定。対象者にはMac App Store用引き換えコードを配布する。申し込みにはApple IDが必要。

「OS X Yosemite」ベータプログラムのウェブサイト

 今回のベータプログラムでは、Yosemiteのプレリリース版を一般ユーザーに無料提供する。参加者は、試用中に問題などを発見した場合、Appleに報告できる。なお、このプレリリース版は秘密保持契約を締結した上での配布となるため、利用感などをブログに書き込んだり、スクリーンショットをSNSへ投稿するといったことはできない。

 Yosemiteプレリリース版をインストールするには、前バージョンである「OS X Mavericks」の実行環境が必要。また、あくまでもプレリリース版のため、本来の機能が動作しない可能性がある。このため、「Time Machine」でデータをバックアップし、予備のMacを使うよう呼び掛けている。

 Yosemiteでは、主要なユーザーインターフェイスを一新。iOS端末との連携性を高めるなどの機能強化が行われる。

(森田 秀一)